『任せ方の教科書』出口治明著

社会人生活3年目から、部下(部下的なものも含め)を持つようになりました。

当初は、

 

事務処理減る!
営業戦略とか考えられる!

 

と思っていましたが、実際やってみると、

 

全然思ったように動いてくれない!
事務処理もほとんど減らない!
プレーイングマネージャー、ていうかプレイヤー!
 

 

と、まあ全くうまくいかないわけです。

やはり自分が出してきた「誰にでもできるバリュー」を部下が出せる状態にして、「自分にしかできないバリューを出す」という管理業務への移行はなかなか大変で、どうしても「誰にでも出せるバリュー」を「自分にしか出せないバリュー」と考えて自分で抱えてしまっていました。

 

全然、部下に仕事を任せられない私は悩み、この本に出会いました。

「任せること」の考え方から任せ方まで、ライフネット生命 代表取締役会長兼CEOの出口治明さんが解説してくれる良本です。

今日は、出口さんが示してくれるアイディアをまとめてみました。

 

 

任せる仕組みづくりにおけるポイント

 

  • 広く浅く、10人を均等に見る
  • 経営と業務執行の権限を分離させる
  • 意思決定に時間がかからず、責任の所在が明確になる「決定権者が一人で決める」が重要
  • 移譲した権限は部下固有のもの
  • 様々な属性の人に任せることでダイバーシティを深める

 

任せ方のパターン

 

  • 権限の範囲内で好きなようにやらせる
  • 仕事の一部分・パーツを任せる
  • 上司の仕事を代行させる

 

指示の出し方

  • 労務管理とは「部下に権限を与え、具体的かつ的確な指示を出すこと
  • 権限の範囲内で好きなようにやらせる
  • 仕事の一部分・パーツを任せる
  • 上司の仕事を代行させる
  • 期限・優先順位・目的と背景・レベルを示す

 

仕事を抱えてしまう人の特徴

  • 能力と時間が有限であることをわかっていない
  • 部下の仕事が「60点」では納得できない
  • 判断のスピードが遅い

 

部下を動かす方法

  • 上司を好きにさせる
  • 圧倒的な能力の違いを見せる
  • 必死に働いている姿を見せる
  • 部下の短所は放っておく

 

古典から学ぶ

 

リーダーの条件

  • 強い思い
    • この世界をどのようなものとして理解し、どこを変えたいと思い、そのために自分にできることが何かを認識して志を持つ
  • 共感力
    • 「 なぜそれをやりたいと思うのか」「どうすれば実現できるのか」を部下に説明し、共感を得る能力
  • 統率力
    • 丁寧なコミュニケーション

 

仕事を任せられる側のメリット

  1. 存在価値が認められ、やる気が出る
  2. 成長する(視野が広がる)
  3. 責任感が身につく

 

自前主義の限界