教養としての伝統信仰 - イザイホー

沖縄・久高島で600年続いた12年ごとの伝統儀式イザイホー。

この儀式にかねてから強い関心を持っています。

名前といい、由来といい、その様といい、すべてがこれ以上にないくらい神秘的で怖さすら覚えます。

 

琉球王国時代において、最高の聖域と位置づけられた久高島には、古くから「男は海人、女は神人」の諺が伝わる。久高島では男たちは成人して漁師になり、女たちは神女になるということである。これは琉球王国の信仰基盤となるおなり神信仰を象徴するものであり、すべての既婚女性は30歳を越えるとこの儀式を経て、神女になるのである。

イザイホーは十二年ごとの年・旧暦の11月15日から4日間行われる。儀式の観念は、ニルヤカナヤ(ニライカナイと同様の他界概念の久高島での呼称)からの来訪神を迎え、新しい神女をその神々に認証してもらい、島から去る来訪神を送るというもの。

史料に記録される限り600年以上の歴史を持ち、来訪神信仰の儀礼として日本の祭祀の原型を留めているとされ、多くの学者の関心を集めて、1966年、1978年のイザイホーには、本土からも多くの民俗学者、取材陣が久高島に押し寄せた。

                              引用元:Wikipedia

 

ちょっと言葉で言い表せないので、是非動画と音声を聴いてみてください。

現代では「お祭り」として各地に残る神事や伝統行事ですが、現代に残るものとは比較にならない本気度に圧倒されます。

 


「沖縄 久高島のイザイホー-第1部-」東京シネマ新社1979年制作

 

 

琉球弧の祭祀 - 久高島イザイホー

琉球弧の祭祀 - 久高島イザイホー

 

 

近代以前の沖縄人にとって、神や信仰がいかに重要な要素であったかが、理屈でなく実感できます。また、人間や信仰とは本質的に何なのか考えさせられます。

こうした伝統から人間の本質を理解することが現代を生きる知恵になるかもしれません。